一生に一度の家づくり。
理想を詰め込んで「完璧なマイホームにするぞ!」と意気込んでいた私ですが、住んでみてから気づいた後悔がいくつもあります。
この記事では、実際に家づくりを経験した立場から
「やめておけばよかった」と感じた5つの失敗と、その理由を赤裸々にお伝えします。
これから家を建てる方にとって、後悔しないためのヒントになれば幸いです。
① 吹き抜けのあるリビング
開放感が魅力で採用した吹き抜け。
ですが実際は冬の暖房効率が極端に悪く、冷気が下にたまり足元が寒いという地獄のような状況に。
さらに、掃除がしにくく、照明交換などのメンテナンスも大変。
「おしゃれ=快適」とは限らないということを痛感しました。
**教訓:**デザイン性と快適性、メンテナンス性のバランスを考えること。
② 見た目重視の白い床材
ホテルライクな見た目に憧れて選んだ白いフローリング。
最初は感動していたのですが、汚れや髪の毛が目立つという現実に悩まされる日々…。
子どもがいると特に、毎日の掃除が大変で、「もっと実用性を考えるべきだった」と後悔しています。
**教訓:**見た目よりも「日常の手入れのしやすさ」を最優先に。
③ パントリーをつけなかった
予算を理由にパントリー(食品収納スペース)を削ったのですが、これが地味に不便。
買い置きした食品や調味料の置き場に困るたびにプチストレスが発生。
キッチン周りの生活感も隠せず、リビング全体が散らかった印象に。
限られたスペースでも縦型の可動棚などを使って工夫できたはずと反省しています。
**教訓:**毎日使う場所こそ「しまう場所」を確保しておく。
④ 浴室乾燥機を設置しなかった
「外に干せばいいや」と思っていたのですが、雨の日・花粉シーズン・共働きの夜干し問題をまったく想定していませんでした。
洗濯物が乾かないことが何度もあり、「浴室乾燥機は標準装備にしておくべきだった…」と何度も後悔。
**教訓:**生活の“ストレス減”になる設備には惜しまず投資すべき。
⑤ リビングのコンセント不足
住み始めてから気づいたのが、「ここにも欲しかった…」というコンセントの場所ミス。
特に、テレビ裏・キッチン家電・充電スペースは使ってみて初めて気づくポイントが多いです。
延長コードで何とかするしかなく、見た目も安全性もイマイチ。
**教訓:**家づくりは“今”だけでなく“暮らしの未来”まで想像すること。
後悔しない家づくりのためにできること
私が感じた「やめておけばよかった」5つの失敗は、いずれも事前にもっと考えれば防げたことばかりです。
- SNSやモデルハウスの“見た目”だけで決めない
- 実際に住んでいる人の声をよく聞く
- 設計の段階で、将来の暮らし方まで想定する
- 優先順位を明確にし、メリハリをつける
家づくりに完璧はありませんが、「リアルな後悔」を知ることで無駄を減らすことはできます。

まとめ|後悔しない家づくりには“生活目線”が大切
憧れや理想も大切ですが、それ以上に大切なのは「実際にそこで暮らす目線」。
日々の暮らしを想像しながら、後悔の少ない家づくりを目指しましょう。
あなたの家づくりが、成功につながることを心より願っています。
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